碧南市廣藤園・油ヶ渕

2018年4月29日12:30より1時間超に渡り碧南市廣藤園様でコンサートを開催させて戴きました。今回は”日本の美しい歌・なつかしい歌”を中心に歌唱させて戴きました。

藤は残念ながら1週間前がピークとなり、緑の美しい状態でありましたが、非常に充実したステージを務めることが出来ました。

碧南市廣藤園は文政年間(1820年頃)に小田廣作氏が木や竹を用いて藤の棚を造ったのが始まりとされている伝統的藤の名所です。

本年は碧南市制70周年の年でもあり、この様な舞台で歌唱させて戴けた事に感謝申し上げます。

廣藤園様は市北東部にあたりますが、市内には大浜大仏として知られ近年国指定重要文化財に指定された海徳寺ご本尊阿弥陀如来坐像(かつては伊勢神宮神宮寺ご本尊であられましたが廃仏毀釈の結果海を渡りこちらに移座されました。)や大蔵が国指定登録文化財に指定されている九重味醂本社様、隣には浄土真宗の偉大な僧侶であり、哲学者である清沢満之師の記念館が併設される西方寺(清沢師最後の部屋も保存・公開されています。)等非常に文化遺産の多い市であります。

2019年5月18日には碧南市油ヶ渕にて

アースデー碧海・油ヶ淵に出演致しました。アースデーは地球環境について考える日として国際的に認知されており、碧海・油ヶ淵は5回目を数えます。大変強い風ながら油ヶ淵からのマイナスイオンを感じながら務めさせて頂きました。まだ当日は開花前でしたが蓮如上人ゆかりの寺院・応仁寺周辺と併せて菖蒲の見ごろにもなります。

油ヶ渕は愛知県唯一の天然湖沼であり、かつて内海だった油ヶ淵の湖畔に住んでいた息子の漁の安全を祈る母のために、淵の主である龍が娘の姿に化け、油を買いに来て岬を照らしたという伝説が残されています。

現在ではボート練習場としても知られ、かつてボート好きの某著名人もしばしば訪問されていたそうです。