2018年6月2日は名古屋市国指定重要伝統的建造部保存地区有松での有松絞り祭りで歌唱致しました。
ステージ後方には有松絞による暖簾が飾られ、貴重な伝統工芸有松絞りの”すべて”が解る素晴らしいイベントとなりました。地区内の文化財指定家屋も服部家(井桁家・県指定文化財)・棚橋家(国指定登録文化財)・中濱家(国指定登録文化財)・竹田家(市指定文化財)・岡家(市指定文化財・今回初公開)が一般公開されました。
有松絞は江戸初期農耕地が少ない同地で竹田庄九朗により開始され、現在では国内の絞産業の大多数の生産量を誇っています。
今回の祭りでは市指定文化財の貴重な山車三車(神功皇后車・唐子車・布袋車)の演技もあり、有松絞作業実演も若い女性達により行われました。
このような素晴らしい伝統的地区で歌わせて戴ける喜びだけでなく、会場にいらっしゃった方より有難い有松絞りネクタイを頂戴し、感謝感激の一日でした。
残念ながら2020,2021年の祭りはCOVID-19禍の為中止となりました。
